漫画「サンクチュアリ」を読んで
こんにちは、Uです。
最近、漫画「サンクチュアリ」を読みました。一言で言うと、「最高」です。是非、全日本人に読んで欲しい。
カンボジアの難民キャンプから帰国した主人公2人。彼らが目にしたのは、“希望のない日本”
日本に“生きた人間を創る”ために、“政治”,“極道”という表裏の2世界から日本を変えていく物語です。
何よりも、主人公2人の“絵(=夢)を描き、突っ走る生き方”がかっこいい、そして、何かハッとさせてくれるような言葉にあふれた物語です。
いくつか、大好きなセリフを載っけておきます。
俺たちがカンボジアから帰って、初めて日本人を見た時、希望が見えなかった。日本人に希望が見えなかったんだ。
何が欠けているのか、何が必要なのか。。。』
『生きた人間を創る!!それが二人が出した結論だ!!』
『あいつらが死んだ時、笑う奴100人より、泣く奴100人が周りにいる。。。そういう人間にしたいんだよ。。。』
若いころは、日本を変える!くらいの意気込みで人生を突っ走っていたのに、気づいたら社会の歯車の中で、“自分の意志と希望”が無くなってしまう、まさに今の日本社会でも当てはまるシナリオですよね・・・
この漫画が描かれたのが、25年前の1995年。当時から問題意識は全く変わっていないですね・・・
高度経済成長期、型にはまったいわゆる“管理型”の組織とそこで活躍する人材が必要とされていた社会。
そういった状況であれば、人はその人生に“日本を復興させるという希望”を見いだせたかもしれません。
でも、時代は変わりました。今日本では“描く絵が分からない人間”が増え、自分の人生にどこか閉塞感や不安を抱えてしまうことが増えてるんじゃないかととおもっています。
僕は今、日本の超一流企業に対してコンサルティングを行っています。
正直、コロナ禍や海外企業の台頭等の外部環境の変化で、思わしい経営環境とは言えません。
そんな状況に危機感を持っているクライアント社員はほぼ皆無といっていい。
とにかく、個人評価で失点をしないように会議中は余計な発言を避け、日々の業務を「そつなくこなそう」と思っている社員が大多数です。
だからおのずと目は輝かないし、言葉にはハリがない。
彼らは、「描きたい絵がない」状態なんだと思っています。
僕はこの漫画を読んで(仕事そっちのけで一気読みしました・・・)、目指すべきコンサルタント像が見えて気がします。
課題解決が出来たり、特定領域の知見・経験があるのは前提として、クライアントに絵を描くきっかけを与え、“働く”ということを再定義させたい。
そして、大企業の中に、希望に満ちた活気ある文化をもう一度根付かせたい。企業のMissionを改めて強く認識して、日々目を輝かせて働く人を増やしたい。
その手段として、「こいつと働くと楽しいな」とか「こいつはここまで我々の会社のことを考えているのか」とか「こんなに本気でやってるのか」とか、そういった印象を与えられるコンサルタントになりたい。
そして、そういった気概でコンサルティングを行うコンサルタントを育てていきたい。
人や文化を変えることって、すごく難しい。でもだからこそやりがいはあるし、そんな絵を描きあげてみたいと強く思いました。
まずは、こんな絵を30歳くらいまでは書いてみようかな、そんなキャリア観にまで影響を与えてくれる最高の漫画でした。
最後にくどいですが念押ししておきます。(特に男性は)絶対読んでくださいね!