【論語と算盤】-渋沢栄一(1840-1931)著
こんにちは、Uです。
今日は先日読んだ本「【論語と算盤】-渋沢栄一(1840-1931)著」について紹介します。
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家です。
現みずほ銀行や、日本製紙、東急電鉄など数多くの大企業設立に尽力しました。
徳川慶喜に仕えた経験があったり、一方ではフランスを訪れた経験、大蔵省で働いていた経験があるなど江戸末期から、明治大正と激動の時代を駆け抜けた人生であったといえるでしょう。
彼は道徳経済同一説というものを一貫して主張し、自らの生き方としていました。
幼少期に学んだ「論語」をよりどころに、倫理(道徳)と利益の両立を掲げ、経済を発展させ利益を独占せず、国全体を豊かにするために、富は全体で共有するものとして社会に還元することを説くと同時に自身も心掛けていたといいます。
岩崎弥太郎【三菱創始者】や三井高利【三井創始者】、住友政友【住友創始者】と異なる点は、財閥を作らなかった点であり、道徳経済同一説に沿った生き様が垣間見える事実ではないでしょうか。
渋沢栄一という名前はもちろん知っていました。資本主義の父といわれていることも知っていました。
ただ、実際にどのような功績を残した人物なのかははっきりと言って、知らなかったです。
「500以上の株式会社設立に尽力、赤十字社などの慈善団体設立にも大きく貢献。。さらには、2度ノーベル平和賞の候補にもなっている。」
また、 本書の中では女性教育に対する考えも紹介されており、明治のまだ女性教育が社会的に一般的でなかった時代に、その労働力としての重要性を主張している点でも大変な先見の目を感じます。
以上の功績を考えるともっと注目されてもいいのではという印象を受けます。
そんな渋沢栄一は次の1万円札に描かれることが決まりました。
さらには来年の大河ドラマでも描かれることとなりました。
どんどん注目度が高くなっている渋沢栄一。
個人的にもその生き様をもっと勉強し、参考にしていきたいとおもいます!
不正や隠ぺいは後を絶たない。経営で迷い判断を迫られる場面は来るでしょう。そんな時に立ち返れる社会人としての教科書的な1冊ではないかと思います。
そして、「なぜ働くのか」というビジネスマンにとって共通の、永遠の問いに対しての解のヒントを与えてくれる一冊ですので、皆さんも是非読んでみてください!
それでは!