YahooとLINEの経営統合について、徹底的に考えてみた。
こんにちは、U( https://twitter.com/home )です。
先日、ニュースを騒がす報道がありました。「YahooとLINEが経営統合!」
日経やNHK等有力メディアから報道がなされ、世間がざわつきましたが、両者の広報の正式発表では、「議論はあるが、正式決定ではない」というものです。
ただ、有力メディアが総じて報道している状況を考えると、ほぼほぼ100%に近い信憑性なのではないでしょうか?
※ちなみに、こういった合併交渉においては、交渉を有利に進めるため、あえて関係会社が情報をリークし、既成事実を作ってしまう、という手法もあるみたいですね。。
今回は大きく、
①Yahoo(SBG)にとってのメリット
②LINEにとってのメリット
③僕たち日本国民(日本経済)にとってのメリット
という切り口で考えてみたいと思います。
①Yahoo(SBG)にとってのメリット
Yahoo(SBG)にとってのメリットは、なんといっても国内8000万人のアクティブユーザとの接点を獲得できることです。具体的には以下のメリットが見込めるのではないでしょうか?
- Yahooにとっては、コミュニケーションアプリLINE<>ECサイト、Yahooのシナジーが見込める。
- SBGにとっては、近年最優先投資を実施しているPayPay<>LINE Payとのシナジーが見込める&日本国内でのユーザー獲得合戦が落ち着く
- Yahooが得意としていなかった、若年層利用客を取り込める(実は、面顧客層についてみてみると、Yahoo→30代~40代。LINE→10代~20代とすみわけができてるんですよね)
②LINEにとってのメリット
LINEにとってのメリットとは何でしょうか?皆さんも知っての通り、コミュニケーションチャットアプリはまさに激戦区と言える分野です。
世界に目を向けると、WeChatやFacebookMessanger、カカオトーク等有名アプリがいっぱい思い浮かびますよね、
世界的なシェアを見ても、
1位:WhatsUp(世界128か国でトップシェア)⇒2014年にFacebookが買収
2位:FacebookMessenger(世界72か国でトップシェア)
3位:Viber(世界10か国でトップシェア)
4位:WeChat(世界3か国でトップシェア)
4位:LINE(世界3か国(日本、台湾、タイ)でトップシェア)
強豪たちには全く及ばず、、といったところでしょうか。
こういった状況を受けて、LINEでは「他事業へのShift」を推進してきました。
特筆すべきは「金融業」でしょう。来年、2020年には「LINE新銀行」の設立を予定しています。また、決済サービス「LINE Pay」にも随分と力を入れている印象ですよね!
こういった状況を踏まえて、「LINEにとってのメリット」を考えると具体的に以下のようなものが挙げられるのではないかと思います。
- LINE Pay<>PayPayの競争回避。→他分野への投資可能に
- 今後、「他事業へのShift」を実行していく上で必要不可欠な「資本力」の獲得。(※特に銀行事業を開始する上では莫大な投資が今後も必要になってくるのでは?と推測されますよね)
③僕たち日本国民(日本経済)にとってのメリット
最後に、僕たち日本国民にとってはどんなメリットがあるのだろう?どんなことが起きる可能性があるのか?という視点で考えてみたいと思います。
まず、最初に言えるのは「SBGが日本でのプラットフォーマーに近づいた」ということだと思います。
本業?と言える通信業から、YahooでのEC事業、さらにはコミュニケーションツール。そのすべての主体が「SBG」となる日が近づいています。。
それが、私たちにとってメリットであるのか?という議論は置いておくとして、
いわゆる、GAFAと言われる企業群からの生活支配から免れる可能性が少し高まったという感じでしょうか。(GAFAのサービスで日本が埋め尽くされることの良し悪しも別途議論必要ですが。。)
上記で挙げたメリットから考えると、今後SBG(LINE新銀行)が地銀を買ったりとか、そういう未来も遠くはないのかなーと感じています。
本気でSBGが日本、そして世界の「プラットフォーマー」を狙っているな、ということが伺えるニュースだったと思います。
(まだ正式な決定ではないことは再確認しておきます。。(笑))
それでは!