ソフトバンク決算説明会(2019年7~9月期連結決算)
こんにちは、Uです。
一昨日(2019/11/6) 、ソフトバンクグループ2019年7~9月期連結決算 説明会が開催されました。
僕も、WeWork問題等気になることが多かったので、今回の配信をYouTubeで見てまとめてみました。
議事録
- 2020年3月期第2四半期決算説明会
- 出席者:孫正義(社長兼会長)、専務執行役員(CFO)後藤、丈夫執行役員経理統括(君和田)
- 連結決算概要、事業概要(孫)
- 今回の決算内容はボロボロ。この時期これだけの赤字は創業以来でまさに嵐のようだ。
- 様々な報道があるがある意味正しい部分もある。
- SBGは倒産?ビジョンファンド大丈夫?Uber・WeWord大丈夫?等々
- 概要説明
- 売上はいつも通り。営業利益が赤字。去年の営業利益と同等額が赤字として計上。
- 今回説明するのは大きく二つ。言い訳抜きで解説していきたい。
- 大幅減益
- WeWorkに対してVisionファンドから既に3000億の投資
- SBGから4.5ビリオンの投資
- 来年の4月に1.5ビリオン追加で投資するという契約
→営業外の損失として計上される
- これらが営業外損益としてさらに損益を与える
- JointVenture投資→WeWorkJapan・アジア・チャイナに
- 損失は約3ビリオン(営業利益にマイナス計上)
- 本体株式に転換される⇒マイナス0.4ビリオン
→Visionファンドへの影響・SBGへの影響は非常に大きかった
- WeWork問題
- 救済ではなく、既に投資している株価を安く仕入れた形に株価の洗替をしたかった。
- 数字の話
- 既に投資している額は変わらないが、来年契約上1.5ビリオンの出資をする必要
- 弁護士にチェックしたが免れない契約
- どうすれば価格の見直しができるか考えた。
→その結果:追加で17%の株式を取得。(12.8%→41.2%)- ただ、価格を値下げし、追加で現金は払っていない。
:契約時点ではSBGの平均取得価格は一株110ドル。約10分の1近い評価額に大幅値下げ。
- ただ、価格を値下げし、追加で現金は払っていない。
- 既に投資している額は変わらないが、来年契約上1.5ビリオンの出資をする必要
- 大幅減益
- 支払時期:来年の4月に入れる予定だったものを約半年間前倒し。その代わりに価格を下げてもらった
- 財務パッケージの用意:金融機関と協議し諸々のオプション
- 今後の経営について
- 一方で本当にWeWorkが沈んだらしょうがないのでマルセロ・クラウレが本体のExecutiveChairmanに就任し、経営再建に着手
- 現在のWeWorkについて
- 現在赤字かつその額が急激に増えている。
- 粗利が低い
- 経費が高い
- 現在赤字かつその額が急激に増えている。
- 今後の立て直し方針
→粗利を上げる。経費を下げるというシンプルな立て直し方針。- 具体的施策
- 新規のビル建設を当面原則ストップ
※東京等黒字且つ入居率が高い地域は一部例外あり - 不採算事業の整理
→すげて売却か撤退
- 新規のビル建設を当面原則ストップ
- 何故新規のビル建設ストップが粗利を上げ、経費を下げることに効果的と言えるか
- まず、WeWorkは年々ビルの数を倍増させており、その中でも40%が赤字
- 今年700のビルが世界中に開業。日本では22。
- この1月でビルの詳細調査を実施した(WeWork所有のすべてのビルに対して実施)
- 結果、黒字化するには時間が必要ということがデータで判明
- SBGはYahooBB、Vodaphone、Sprint社の再建で実績がある
- 立て直し時に実施することは代替同じ
- 特別なことはしなくても、時間が解決する。熟せば儲かる。
- 具体的施策
- そんな最悪な決算の中事実が二つ
- 株主価値は最悪の決算の中で3カ月の間で、1.4兆円増。
- 投資会社として生まれ変わったSBにとっては、会計上の数字よりも、株主価値が大切との考えを継続して発信している。
- 最大の物差しは株主価値→この3カ月で1.4兆円増。
けん引しているのはアリババ。2兆円増。
- Visionファンドへの投資は1.2兆円の利益を出している。
- 価値増→37社
- 価値元→22社
- 金額で言えばおよそ3勝1敗
- 1.8+。0.6-。プラスマイナス1.2兆円
- 世界の平均のヴェンチャーキャピタルの倍近いIRRを出している。
- 評価益→適当にはできな構造
- 評価フレームワークとして国際会計基準等々色々ある。
- 規制当局の管理のもとに管理が行われている
- 株主価値は最悪の決算の中で3カ月の間で、1.4兆円増。
- 今後の投資方針を改めて確認。
- 投資先の財務は独立採算
- 救済投資は行わない
- SBGの財務方針
- 通常時 LTV25%未満で運用 (異常時でも上限35%)
- 少なくとも2年分の社債償還資金を保持
- SVFや子会社からの継続的な配当収入を確保
- 最大の物差しはFCF(FreeCashFlow「今日現在ではなく、軌道に乗った後の話」)
- FCF×倍率=企業価値
感想としては、「プレゼンうめぇ&そこまでWeWorkは深刻じゃないのかも知れない」です。
孫社長の「泥沼にはまっているのではなく、高すぎた株取得価格を安く洗替えた」という言葉が印象的でした。
今回、議事録を取りながら動画を見てみました。
若手ビジネスマンにとって、早くわかりやすい議事録を取ることは大切なことです。僕もまだまだですが、今後もこの取り組み続けていこう!と思いました。
議事録スキル(構造化スキル)アップ&財務知識獲得が一気にできてしまいます。
是非皆さんもやってみてください。
それでは。